被写界深度と画角の実験室

レンズのF値と焦点距離、被写体の位置、センサーサイズと画角、被写界深度、拡大率の関係を調べることができます。また2通りの組合せの比較をすることができます。

  • 許容錯乱円の大きさ(c)は35mmサイズのセンサーで0.03mmとし、それ以外のセンサーについてはセンサーサイズと許容錯乱円の大きさの比が一定になるようにそれぞれ定めました。
  • グラフの縦軸は、その錯乱円の大きさを許容錯乱円に対する比で表しており、値が大きくなるほどボケ方が大きくなります。
  • グラフの横軸はカメラの測距基準から被写体までの距離を表します。つまり撮影距離より左側が前ボケの大きさ、右側が後ボケの大きさを表します。
024681012141618202224262830(m)被写体距離012345678910(c)錯乱円の大きさF4 50mm 35mmF2 24mm 4/3
撮影距離: 10m

F値: 4
焦点距離: 50mm
センサーサイズ: 35mm
36 x 24mm 対角線:43.3mm
許容錯乱円径(c):0.03mm

画角 横:39.4° 縦:26.9° 対角:46.6°
実効F値:4.0 拡大率:0.005
被写界深度:3.2+9.0=12.2m
被写体 20cmのとき
センサー上 1.01mm A4印刷:8.33mm

F値: 2
焦点距離: 24mm
センサーサイズ: 4/3
18 x 13.5mm 対角線:22.5mm
許容錯乱円径(c):0.016mm

画角 横:41.0° 縦:31.3° 対角:50.1°
実効F値:2.0 拡大率:0.002
被写界深度:3.6+12.3=15.9m
被写体 20cmのとき
センサー上 0.48mm A4印刷:7.96mm

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